「物への接触」、前置詞on
前置詞
onは「物への接触」。何か物に表面で接していることを示し、角度や位置、向きなどは問わない。そこから「~の上に」「~の表面に」という意味となる。
overは上を覆うニュアンス、
aboveは物に接しておらず上の方にある、という語感を持つ点で
onと異なる。
「表面で接している」ことから「~に接して」、体に接していることから「身に付けて」という意味がある。onの原義から「支える」という意味の
supportのニュアンスも生じ、「~を支点にして」「~を軸にして」という意味でも用いられる。
電車やバスに乗る場合は、床に足が接している、というニュアンスからonを用い、
get on。一方車の場合は
inを用い、
get inで「~に乗る」という意味となる。